子ども条例ファーラムに参加した時の話を
是非にみなさんに知って頂きたいと思います。
いくつかの議題で
「あいさつ」について話し合われました。
<大人の意見>
声を掛けてもあいさつを返してもらえない
話しかけても下を向いていて無視される
走って逃げる
あいさつの大切さが分かっていない など
<子どもの意見>
知らない人に話しかけられても反応しない
あまりしつこいときには走って逃げる
名前を聞かれても答えない
知らない人に声をかけられても話してはいけない
と言われていて、どうすればいいか分からない など
大人の思いと子どもの思いの違い(ズレ)を
どう思われますか?
この話し合いは、
お互いの意見を否定しない
という約束で始りましたから、
「聴く」姿勢でしたが、
お互いの気持ち、
お互いの状況で伝えられていることに
大きな「ズレ」が見つかりました。
私はこの話を聴いていて、
大人も
子どもも
だれも間違ってはいないし、
ただ伝わっていないだけで、
このズレを解消するには、
それぞれに分かりやすく伝えることが大切なのではないか、
と感じました。
よく、
今の若い人たちは・・・
と言いますが、
相手がどう理解ているか分からずに、
思い込みの中だけで
言っていることはないでしょうか?
それぞれ、
言われたことを守っているにも関わらずに、
非難されていることもあるのではないか
と立ち止まる必要性を教えてもらった時間でした。