次男の成長
次男が卓球を始めた小学校のころからの様々な出来事を、
21回に渡りブログに書かせて頂きました。
初めて出場した大きな大会で、
好成績を残した時から、
負けると言われた相手に果敢に向かっていった日、
新人戦での初戦敗退、
周囲の声の影響でイライラが収まらず試合を投げたり、
スキルは十分であるにも関わらず、試合に勝てない時期のこと。
たくさん勝って、
たくさん負けて、
たくさん練習して、
先生にも反発して、
卓球から離れてみたり、
そんな時間を過ごし、
時が経つのは早いもので、
中学2年生なりました。
今は、中学生生活の中で最後になる、
来春の試合に向けて練習の日々です。
先日の大会は、本人よりも先生方から、
「創部以来、最高成績です。
気持ちも乱れず、
決勝まで彼の実力を存分に発揮できました。
本校卓球部もこのレベルで試合が出来るようになり、
感慨深いものがあります。
苦しかった時期を共に過ごしているからこそ、
何よりもうれしいです。」
と興奮気味なメールが届きました。
みなさんが喜んで下さる姿を見ながら、
私自身も、
次男の試合が終わって、
イライラして私に八つ当たりした日、
嬉しくて話が止まらなかった日、
悔しくて毛布に包まって帰宅した日、
試合のビデオを観たまま身動きしなかった日、
大逆転勝利に人目を気にせず大喜びした日、
色々な時間を次男と共に過ごしてきました。
そんな中でも、
アドラー心理学の
愛と勇気づけの親子関係セミナー「SMILE」の
テキストを何度も開く日々でした。
色々な困難を越えた今、
勝ちにいく強さと、
周囲への気配りと、
仲間と共に勝利を目指す気持ちと、
次男が次男らしく、
自分の考えで動き出し、
試合で少しずつ自分のスタイル形がになり、
お世話になったみなさんを笑顔にし、
そんな次男の成長を感じると
「もし、勇気づけを知らなかったら、
ここまで卓球を楽しまなかっただろう。
そして、ここまでの成長を観るこはなかっただろう。」
そう自信を持って言えます。
うれしい時は、
一緒に喜び、
悔しい時は、
勇気づけて次のステップに自分で踏み出すまで待ちました。
正直、待てない時もありました。
怒って言ってしまいそうになりました。
「一体何やってるの!」
と何度ものど元まで出ては、
「この子は自分で克服できる!」
と飲み込んだでしょうか。
私の子どもが特別なのではありません。
人は、無限の可能性を秘めていて、
その力を発揮するのは、
私たち大人の関わり方1つで大きく変わるのです。
母親にさせてもらえたことに感謝し、
人の可能性を私の前で見せてくれる、
子どもたちに、
一緒に子どもたちを見守っている主人に、
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に、本当に、ありがとう。
これからもしっかりサポートしていきますよ!
よろしくね。