(16)勇気づけがチームを変えた!
約2年に渡って、「試合に向かう子どもにかける言葉」と題し、
初めて公式試合に向かう前夜、
試合前・試合中・試合後
負けたとき、
スランプのとき、
などなど、
私が実際に息子に関わった出来事をお伝えしてきました。
そして今、
また少し変わって来た事があります。
今までは、
勝ちたい!
勝つぞ!
と思っていたのは、
息子1人でした。
時には先輩方に、
「僕たちの学校の生徒が優勝した所を見たいから、お前頑張れよ。」
と・・・おいおい、そうじゃないよね(汗)
と苦笑しながら聞いていたこともありました。
ところが、
最近、部活内に変化が現れた始めました。
今までは、
チームんみんなの練習場所は、
学校内のみで、外部へ練習に行く事はほとんどありませんでした。
練習へ誘っても、
なかなか賛同するメンバーはおらず、
息子1人で練習へ通う日々が続きました。
ところが、
負け続けたスランプの時期を越えたころのことでした。
勝ち上がる息子の姿に刺激されたメンバーの1人が、
「どうして、そんなに強いんだ?」
と聞いてきたと言うのです。
「練習に行ってるんだよ。一緒に行こうよ。」
この事がきっかけになり、
1人、また1人、またまた1人、
先輩や、
後輩も集まり、
練習仲間が増えていったのです。
これだけではありません。
おうちに卓球台があるメンバーは、
今までやっていなかった自宅での練習を密かに始めた、
とおうちの方がお話ししてくれました。
この状況は、チームを強くしています。
初めての公式試合から、
ここに至まで2年の月日が経っています。
「勇気づけ」は、
時間がかかりますが、
自分の中から沸き上がる「勇気」は持続力抜群です!
1つ1つ大会に挑み、
大きな成果を共に喜んでほしいな。
「勇気づけ」影響力は、感動を呼びます。
それには、忍耐と勇気が必要です。
そしてもう一つ、
もうお分かりですね。
時間が必要です。
みなさんに、
「試合に向かう子どもにかける言葉」を伝えして2年の月日が経ち、
今があるのです。
そこには、子どもたちの輝く笑顔が溢れています。
練習に参加し始めたメンバーは、
シングル、
団体ともに、
県大会出場にチャレンジです!