先日、
子ども中心にスポーツ指導専門に活動している企業様と、
お仕事をさせていただきました。
「スポーツを通して人間力をつける」
ことをコンセプトに活動されています。
創業された方とお話しさせていただき、
「怒る、指示・命令するのではなく、
認めて、喜び、勇気づけること重要だと、
強く信じている。」
とのこと。
ご高齢でありながら、
この想いに感動さえ覚えました。
選手・保護者合わせて、
200名近く集まった大会は、
私の知っているものとは大きく違っていました。
突き指をした!
と泣きながら訴えてきたお子さんがいました。
痛いという指を見ても、
泣いて痛がるほどかと言うと、
そうでもなく、
看護師さんに診て頂いても、
特に問題ないと判断とおっしゃられるほどです。
それも、
一度だけではなく、
2度、3度と救護室にやってきます。
みなさんは、どんな対応をされますか?
「大丈夫よ!それくらい!
少しは我慢しなさい!」
とか
「準備運動が足りないから、
けがばっかりするのよ!」
とか、、、、
この会社の皆さんは、
何度このお子さんがやってきても、
常に勇気づけていました。
「そうか、突き指をしちゃったのか?
それは痛いな!
どうして突き指するかわかるか?
逃げることなく、
チャレンジしているからなんだ。」
泣くのをやめて、
表情が明るくなりました。
「先生は試合に戻れると思うけれど、
どうだろう?」
そう言うと、
「うん、大丈夫!」
と試合に戻って行きました。
そして、
この会場の保護者からも、
叱咤激励する声が聞こえてきませんでした。
こう言ったスポーツの大会では、
この雰囲気はあまり経験がありません。
「スポーツを通して人間力を育てる」
それを実践した姿を学ばせていただきました。
RADIANT SMILEは、
来春より、
「試合に向かう子どもにかける言葉」講座
を開講いたします。
詳細が決まりましたら、
HPにてお知らせいたします。
日常生活
試合前
試合中
試合後
試合に勝った時・負けた時などなど、
親御さん、選手の皆さんが
すぐに実践できる講座です。
今回お仕事をさせていただき、
こんな選手・指導者・親御さんと関係性ができたらいいな
と言う場面をたくさん見させていただきました。
勇気づけのパワーを改めて体感しました。