私たちが住んでいる市内中学校の、
卓球に関わっておられる先生方で、
次男の名前を知らない人はいません。
どの試合に出て行っても、
上位まで勝ち上がることが当然だという存在になったからです。
親として、
勝ち続ける姿を見ることはうれしいことなのですが、
次男には何かに気がついて欲しいとずっと思っていました。
その「何か」が
はっきりしませんでしたが、
今回の試合ではっきりしました。
今回の試合では、
ベスト8以上に入ることは、
だれもが当然だと思っていましたし、
本人もそのつもりでした。
しかし、そう上手はいきません。
えっ!?
あの◯◯くんが負けたの!
こんなに早く?
会場の先生方が驚くのも無理がありません。
大会が始まって、
30分も経っていないのに、
敗退が決まったのですから。
ここからが、大切な時間です。
アドラー心理学の勇気づけの子育て法の一節に、
失敗を恐れるようになるのか
成長のチャンスとなるのかは、
私たち大人の対応次第である。
とあります。
所属する学校は解散し、
次男は会場に残ることを希望しました。
「なぜ、ぼくは観客席で試合を観ているんだろう?
なぜ、ぼくはあそこで試合をしていないんだろう?
こんなにも悔しいとは思わなかったよ。
負けた人たちは、みんなこんな思いをしていたんだね。」
その言葉を聴いたとき、
「何か」は
この気持ちだ!
そう確信しました。
強くなるために必要なことは、
この気持ちを自分で感じ取ること。
こんな時こそ、
「勇気づけ」ガ必要です。
ここが成長のチャンスです!
たっぷり勇気づけのシャワーを浴びて、
思わぬ提案をしてきました。
次回のブログでお伝えします。