困難を克服する活力
RADIANT SMILEの笠原 睦美です。
中学・高校など、
週末に大会が開催される時期になりました。
練習も白熱し、
お子さんも子どもたちを取り巻く大人たちも、
力が入ります。
いい結果を出して欲しいですよね。
試合に勝った時にはもちろん嬉しいですし、
ほめ言葉を使うことが簡単にできると思います。
「ほめる」には少々副作用が伴います。
試合に勝ったときには、
すごいねー
やったねー
かっこいいよー
とほめることが出来ますが、
負けたときにほめることが出来るでしょうか?
一体私たちはどんな声をかけたら、
次の試合に臨む子どもたちが
やる気を持って試合に臨むことができるのでしょうか?
負けた時に出しまう言葉は、
「なぜ」「どうして」という言葉ではないでしょうか?
例えば、
なぜ〇〇をしなかったの?
どうしてもっと練習をしなかったのは?
だから言ったじゃない!
そんな言葉を使ってしまいがちです。
では、どんな声掛けができるでしょうか?
アドラー心理学は、
別名「勇気づけの心理学」「実践の心理学」と言われています。
ほめるは成功した時に言うことが出来ますが、
失敗したときにはなかなか、かける言葉が見つかりません。
勇気づけのは、
成功したときも失敗したときもやる気を引き出すことができます。
では勇気づけをするとしたとしたらどんな声掛けができるでしょうか?
「おつかれさま。かっこ良かったよ。」
「よくやったね。ありがとう。」
言葉だけではなく、
私たちの姿勢が心に届くのではないでしょうか?
しかしこの勇気づけが最大の効果を発揮するためには、
1つどうしても必要なものがあります。
それは私たちの日ごろの親子関係がどうであるかということです。
たての関係ではなく、
よこの関係でなくてはなりません。
私たち夫婦は、
試合に負けた息子を無言で迎え、
ハグをして、
息子のがんばりを、
息子の悔しさを受け止めました。
言葉も心に届きますが、
皆さんの姿勢も心に届きますよ。