負けてもいい!
RADIANT SMILEの笠原 睦美です。
「試合に向かう子どもにかける言葉〜日常編・パート2〜」です。
試合は緊張します。
試合前に励まされて「よぉ〜し!!!」とコートに立っても、
相手の選手は自分より強く見えるものです。
そして、
個人種目でも
チーム種目でも
どんなに周りから声をかけられても、
誰よりも自分のことを一番信じることが出来るのは「自分」です。
先日、息子が練習試合に参加しました。
彼を送るときに私は、
「がんばってくるんだよ〜!」
とはいいません。
「かんばる」「かんばって」の裏側には、
「勝つんだよ!」と指示的なメッセージが隠れている気がしてならないのです。
現に、試合に向かう子どもたちは、すでに「がんばっている」のですから。
では、何と言って送るかというと・・・
「楽しんでおいで〜」と手を振ります。
そう!
勝っているとき、「よっしゃー」っていう自分も、
負けていて、「ヤバい(汗)」っていう自分も、
どんなときも楽しめる心を持って欲しいのです。
練習試合が終わったら、すぐ帰ってくるよ!と言ったにもかかわらず、帰ってこない!!!
あれ〜〜?????
予定より4時間遅く帰って来た息子は、
「大負けして、練習して来た。」とポツリと言ったまま
布団から出てきませんでした。
こんなときに、私たちが出来ることは、
「声をかけないこと」だと私は思っています。
しっかり、自分と向き合っている最高の時間です。
彼は、
勇気づけ「困難を克服する活力」を持っていますから、大丈夫。
もしの活力が足りなかったら、
私のところに来てくれるでしょう。
次の日のお休みは、自主練習に行ってくると出かけて行きました。
毎週行われる練習試合。
息子は何を学ぶでしょう?