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子どもを信じる 2017.07.19

学校からの電話

 

 

 

 

 

 

RADIANT SMILEの笠原 睦美です。


アドラー心理学でお伝えする、

相互尊敬・相互信頼の

「相互」とは「お互い」にという意味ですが、

そうなるためには親(自分から)から、

より早く、より多く与えることです。

ここ数日、

学校から何度も連絡が入ります。

お電話が来るということは、

当然ですが、

何かトラブルが起きたからです。

というか、

起こしたからです。

少々回数も多く、

着信があるたびに、

ドキッ!としました。

 

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生きた心地がしないとはこのことを言うのでしょうね。

「どんな時でも、私は試されているな。」

そう実感せざるを得ません。

学校側からの内容を、

それだけを聞いていれば、

親として、

すぐに学校に出向いて謝る必要がありました。

が、、、

「本当なんだろうか?

 子どもは何と話してくれるのだろう。

 帰ってきて話してくれることを待とう。」

私の中に、

何か理由があるに違いない。

根拠のない信頼がありました。

毎日の日常生活で子どもたちといると、

「全く!」

「はぁーー。」

と思ってしまうのですが、

学校から連絡が来る様なトラブルが起きると、

全く根拠のない、

尊敬と信頼の念が沸き上がってきます。

不思議なものです。

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そんな事を考えながら、

帰宅を待ちました。

帰って来た子どもの表情は、

予想していたよりいい表情でした。

私はいつも、

学校から連絡が入っていても

すぐに問いただすのではなく、

話してくれるまで待ちます。

子どもたちのタイミングで話してくれるからです。

話してくれなかったらどうするの?

と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、

勇気づけの子育て法を実践してから、

話してくれなかったことは一度もありません。

今回も、

子どもたちのタイミングで話を始めてくれました。

内容をお伝えすることはできませんが、

学校側の連絡と、

子どもが考えてとった行動は違っていました。

「どうして、学校から連絡があったことを怒らなかったの?」

と聞くので、

「学校からのお話は本当なのかな?と思ったのよ。

 あなたにはあなたの考えがあるだろうから聴いてみよう。と思ったのよ。

 事実、違っていたでしょ。」

「普通の親だったら、話も聴かずに怒ってるよね。」と笑っていました。

こう言うことがあるたびに、

「お母さんは、私・僕が、どんなことをしても信じてくれる?」

と問われている様な気がしてなりません。

 

いつでもどんと来い!そんな私です。

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