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子どもの目線 2017.06.12
耳を傾けると
RADIANT SMILEの笠原 睦美です。
子どもたちの持つ感性というのは、
大人を驚かせたり、
イラつかせたり、
その行動や言動に振り回されることが多いものです。
彼らの目線で
(アドラー心理学では共感です)
耳を傾けると、
たくさんの情報が得られます。
ある女子高校生とのお話です。
学校に必要のないものがたくさんある!
と教えてくれました。
たくさんお話をしてくれるの中に、
「学校のベル」について
このベルは、
自分から勉強しようとする意識、
時間配分、
自分の行動に責任を持つこと、
自分で考えて・判断して・行動すること
を奪っている。
生徒だけではなく、
先生方も、
緊張感がなく、
ベルが鳴るまでやればいい
という依存があるから
授業自体が面白くない。
学校にベルがなくても、
自分たちで動けるはずだし、
動かなくちゃいけないし、
邪魔だ。
というのが彼女の考えでした。
なかなかの鋭さに、
子どもたちの目線で聴くと
楽しいな〜と思う反面、
子どもたちの自主性を奪っている
当たり前の習慣に危機感を感じるほどでした。
この意見は、
学校には聞き入れてもらえないんだろうな・・・。
学ぶということは、
誰かに時間を区切られないことなのかもしれません。
やらなかったら、
それは自分の課題であって、
誰が悪いわけでもありません。
きっと誰もが持っていた鋭い感性は、
いつ無くなってしまうのでしょうか。
全てのことは受け止めてあげられないかもしれませんが、
こういう子どもたちの感性を
1つでも多く、
いつまでも、
何歳になっても、
受け止められる自分でありたい
と考えさせられた出来事でした。
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