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試合に向かう子どもにかける言葉(18)〜気持ちを切り替える〜 2017.06.20
もう一度やり直し
RADIANT SMILEの笠原 睦美です。
前回のブログでお伝えした次男は、
荒れに荒れて、
冷静さを欠いた精神状態です。
しばらくして、
私の横にいる次男が落ち着き始めたのを見て、
尋ねてみました。
「あなたらしくないプレーが多かったように見えたんだけど、
どうしたの?」
「あそこまで乱れるには何かあったんじゃないかと思うんだけど・・・」と。
彼のイライラの犯人が出てきました!
今回、団体戦でしたので、
コートの周りに選手たちがたくさんいます。
声援が時にヤジになってしまったり、
イラつかせる言葉が、
個人戦よりはっきり聞こえます。
状況によって、
試合を強制的に終了させられてしまいます。
(5試合中3試合先取のため、同時進行で試合をしていると4試合目で戦っている最中に止められます)
団体戦は
「いつもと違う」環境の中で試合をしなければいけません。
技術以前にこの環境が苦手なのかもしれない!
ふとひらめきました!
「もしかして、団体戦は自分のペースが崩れるんないんじゃないの?」
大きくうなずきます。
しかし、
もう、団体戦の現状を勇気づけている時間はありません。
明日に意識を向けていかなければ行けません。
単刀直入に質問をぶつけました。
「あなたの課題がまた1つ見つかったけれど、明日は個人戦。
気持ちは切り替えて行ける?」
「行く行かないって問題じゃないでしょ!!
もちろん上位を狙ってるよ。」
数時間後には表情が変わり、
彼は、立ち上がりました。
監督さん曰く、
「この気持ちの切り替え方と集中力にはいつも驚かされます。」
とおっしゃってくださいました。
そうですとも!
これが勇気づけなんです!
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