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試合に向かう子どもにかける言葉(15)〜スランプをこえて2〜 2017.02.08
何かしゃべってる?
RADIANT SMILEの笠原 睦美です。
思春期真っただ中の次男が、
試合に負け続けたとき、
私は応援席から、
「今までやって来た自分を信じろ!」
と伝えたことがありました。
彼は頷いていましたが、
明らかに、
負けた相手は、
試合相手ではなく、
「自分自身」でした。
彼の様子を見ながら、
今なら話を聞いてくれるかな?
と思うタイミングで話したいことがあると伝え、
1時間ほど、
外部から「自分を信じろ!」
と言われるのではなく、
自分自身で(内側から)
勇気づけるヒントを伝えました。
そのヒントは、
特に、
ここぞ!と言うときに使うように勧めました。
その効果は、
「できる!って言ってからサーブしたら、
エースが取れた!」
「波に乗れ!って声に出したら勝てた!」
1つ1つ成功する体験を積み重ねていました。
自分自自身の言葉の影響力を
体感していくことができたのです。
1つ1つの成功体験から、
「自分を信じること」
「できる!」
という感覚を味わうのではないかと思うのです。
このことは、
学生駅伝優勝チーム 青山学院の原監督もおっしゃっています。
今回の試合中、
ミスした時、
接戦になった時、
ジェスチャーしながら、
1人で何かしゃべっていました。
自分のペースを保とうとしているのがよくわかりました。
結果は、
優勝とまでは行きませんでしたが、
彼の目標だった表彰台に立つことができました。
勝てたこと、
スランプを越えたこと、
自分自身の弱さ強さを知ったこと、
多くのことを学んだ時間でした。
見守り私たちは、
『忍耐』の一字につきます。
でも、
これが<子どもたちのチカラ>なのではないかと
考えさせられた時間でした。
また1つ、
子どもたちから多くのことを教えてもらいました。
それと共に、
アドラー心理学の子育て法の重要性を、
身をもって体験しました。
そこには、
次男自身の心の変化が大きく影響しています。
彼の何が変わったのでしょうか?
次回ブログでお伝えします。
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