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試合に向かう子どもにかける言葉(14)〜スランプをこえて〜 2017.01.30
思春期のチカラを信じること
RADIANT SMILEの笠原 睦美です。
勉学よりも、何よりも、
卓球に夢中になっている次男。
「学校へ何をするために来ているんだ!」
という先生の問いに
「卓球です!!!」と即答する彼は
ずっと好成績を残していた時期を過ぎて、
12月6日のブログでもお伝えしているように、
ちょっぴり長いスランプに入りました。
思春期の真っただ中にもあり、
卓球技術以前に、
イライラの感情をコントロールできず、
周りの人の話も聞かず、(聞けず?かな)
そのまま試合に大きな影響を及ぼしていました。
「一緒にいることも大変だな〜」
と思う時もありました。
私は、
「この子は、この困難をきっと克服できる。」
そう私自身を勇気づけて
周りの人たちや家族が彼から距離を置いても、
自分の悪魔と天使を知ること、
自分の適切な行動に正の注目を与えること、
アドラー心理学をベースにした
愛と勇気づけの親子関係セミナー「SMILE」を実践し続けました。
そうです!勇気づけを続けました。
昨年6月から思う様な成績が残せず、
負ける試合が続いても、
強くなりたい!上手になりたい!
その気持ちは人一倍強く、
彼は練習をやめることはありませんでした。
今年に入ってから、
彼の様子が変わって来たことを、
主人ともに気づいていました。
(この変化は、またブログでお伝えします。)
昨日は、
初戦敗退の試合以降、
久しぶりの公式戦でした。
数日前から、
様子が全く違いました。
「今回の大会で僕が目指すことはね。
表彰台に上がること、
自分より強い人と戦うことなんだ。
楽しみなんだ!」
どこか落ち着いていて、
自分に自信があるように見えました。
試合当日、
私たちが彼に伝えられることは、
「試合を楽しもう!」と言うことだけ。
試合が始まり、
「自分の目の前に、立ちはだかる壁を越えたんだな。」
そんな息子の姿でした。
順当に勝ち進み、
相手はどんどん強くなってきます。
彼の目指すことの一つ、
自分より強い相手との
接戦が続きます。
1セット目、
接戦の末、落としました。
以前の彼はここから自滅です。
でも、今日は違いました。
自分と会話をしています。
続きは次回のブログで。
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