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我が家に娘が生まれて(1) 2016.10.18
かわいい♡女の子?
RADIANT SMILEの笠原 睦美です。
「笠原さんは、お子さんととっても仲良くてうらやましいです。」
と、よく言われます。
確かに今は、いい関係です。
でも、最初からそうではありませんでした。
アドラー心理学に基づいた講座を受講するまでの、
子どもたちとの関わり、
特に娘とのことをお伝えします。
15年前の今日、娘が生まれました。
1人目は男の子でしたから、
待望の女の子でした。
看護師さんから、
将来、男の人に取られてしまうのだから、
娘さんのファーストキスをお父さんがした方がいいわよ♡
なんて勧められたり、
次の朝には、
早くからみんながお祝いに駆けつけてくれるほど、
なごやかな時間が過ぎていきました。
ところが、
こんな穏やかな時間は病院にいた時だけでした。
おうちへ戻ると、その日から大変な日々が待っていたのです。
私のおっぱいは飲まない、
哺乳瓶からミルクも飲まない、
お風呂の時でも、
どんな時でも泣いてばかりで眠らない、
夜中泣いていて寝てくれない。
その上、
検診へ連れて行くと、
体重がぐんぐん減っているので、
「たくさんミルクを飲ませてください。」
と言う指導を貰いながら、
何度も泣いて帰ってきたことも覚えています。
追い打ちをかけるかのように、
「1人目の男の子を可愛がり過ぎるから、
娘さんに対して愛情が足りない。」とか、
「母親としての関わり方がおかしいのではないか。」
など様々な辛い言葉を浴びる日々でした。
どんどん追い込まれていく私は、
ある日、
右手のコップを投げようか、
左手に抱いている娘を投げようか、
そんな衝動に駆られるほどでした。
でも・・・・
時折見せる笑顔はとっても可愛くて、
外へ連れて行くと、
かわいいねー、かわいいねー、
と言って知らない方を引き寄せるほど愛らしい娘でした。
「どうして・・・私は責められるの。母親の資格なんてない。どこかへ行ってしまいたい。」
そんなことばかり考えている日々でした。
保育園へ行く頃になると、
お気に入りの洋服が見つからないと、
全く動かなくなるほど、自分の意志をはっきりいう子でした。
何て言ったて、
保育園の登園初日に園長先生と言い合いをして、
何人の先生方が説得しても、
おやつも食べず、
黄色い帽子とかばんを背負って、
園庭に1人たたずみ、
口を一文字にして、
私を待っていた娘です。
お友達とのトラブルも絶えず、
声をかけると怒り出す娘の気持ちを理解できない私は、
ますます、自分を追い込んでいきました。
続きは、次回のブログで。
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