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母が娘を想う気持ち(1) 2016.09.30

何気ない言葉が胸に届く

 

 

 

 

RADIANT SMILEの笠原 睦美です。

 

私の母は、

 

長野市の奥にある戸隠から、

 

18歳のとき、諏訪の酒屋さんに働きに来ていたときに、

 

父と出会い19歳で結婚しました。

 

会社と自宅が一緒だったため、

 

子どもの頃は、私たち家族以外に

 

おじいちゃん、あばあちゃん、

 

住み込みの人もいて、

 

いつも大人数での生活でした。

 

仕事・子育て・家事・10数人分の食事と、

 

様々なことを切り盛りしていた母は、

 

しっかり者で、

 

賢く、

 

厳しくて、

 

ちょっぴり気が強く、

 

いつも笑っている人でした。

 

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子どもながら、

 

大家族と仕事と育児をこなす母が、

 

とても大変な思いをしていることは分かっていました。

 

時々聞こえる言い争いの声や、

 

私たちに分からないように泣いている姿や、

 

私の手を引いて家を出たことを、何となく覚えています。

 

私が結婚する先の環境を知ると、

 

誰よりも先に反対しました。

 

当然ですよね。

 

自分と近い家庭環境で苦労することが分かっていながら、

 

娘を嫁がせるわけにはいかないと、かなりの反対でした。

 

嫁ぐ何日か前に、

 

「昇くん(主人)がいるから大丈夫。

 

 あとは、時間が解決してくれるからしっかりやるのよ。」

 

そう話してくれました。

 

結婚して20年経った今。

 

母も今年で76歳になります。

 

先日、実家へいったときのこと、

 

昔の写真をみながら母がポツリといってくれた言葉に、

 

救われました。

 

次回のブログでお伝えします。

 

 

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