見守ることが勇気づけ 2016.09.04

6年ぶりの再会

 

 

 

 

RADIANT SMILEの笠原　睦美です。

 

昨日、仕事中に手にした書類に書かれていた名前に

 

見覚えがありました。

 

忘れもされない、

 

私の子どもたちが学校を転校する時期に、

 

卒園した保育園の園長先生でした。

 

 

でも、

 

あの時期のテレビドラマの様な出来事を、

 

ご存知ではないし、

 

何より、

 

私たちのことを覚えているはずがない。

 

そう思っていたので声をかけることはしませんでした。

 

ところが、

 

「笠原さん、お子さんは元気？」

 

そうお声をかけて頂きました。

 

私は、

 

私たちのことを覚えていないだろうから、

 

お声掛けすることで困らせてはいけないと思い、

 

黙っていたことを詫びて、

 

6年前に学校を転校した旨話すと、

 

「全部知っているわよ。

 

　いつもいつも、あなた達家族のことを気にしていたの。

 

　元気に過ごしているだろうかって。」

 

そして、

 

転校してなかなか学校になじめなかった次男が、

 

「前の小学校に戻りたい。」

 

と話しにいっていたことを聴かされました。

 

次男には、

 

「あなたの力を伸ばすために、学校を転校しよう。」

 

と話しただけで、

 

なぜ、転校したのか真意を話してありません。

 

今でも。

 

娘のこともご存知でした。

 

娘のクラスが学級崩壊になっていたことを、

 

近くの保育園の先生方が知るのは簡単だったようです。

 

今は、

 

「転校させてくれてよかった。」

 

と話す息子と、

 

いろいろなことがある中でも、

 

自分らしく過ごしている娘のことを話すと

 

「お母さん、よくそこを越えたわね。

 

　私は、いつでも見守っていたのよ。」

 

そうおっしゃって下さり、

 

「これからも、応援しているわ！」

 

と笑って下さいました。

 

こんなに勇気づけられた気持ちになったのは、

 

最近ありませんでした。

 

ブログを書いている今も、

 

勇気づけられた感動と、

 

あのテレビドラマの様な時期を思い出して、

 

涙が止まりません。

 

子どもたちに、

 

「この子は、どんな困難も克服出来る。」

 

と信じ続けたことが、

 

今の子どもたちの笑顔に繋がっている。

 

これが私のアドラーの子育ての体験の１つです。