子どもの行動の目的は？ 2016.06.21

驚きの変貌

 

 

 

 

RADIANT SMILEの笠原　睦美です。

 

 

中学生の頃は、

 

とても落ち着いて、

 

リーダーシップもあり、

 

同年代や後輩に慕われていたお子さんがいました。

 

 

ある日、ちょっとやんちゃな風貌のお兄さんから、

 

「笠原さん、こんにちは。お久しぶりです。」

 

と声をかけられました。

 

 

 

「元気そうね。」

 

と挨拶をしたあと、

 

（誰？なぜ私を知ってるの？）と頭の中は？？？？？だらけ、

 

知らないよ〜と言われることを承知で我が家の子どもたちに、

 

「今の人だれか知ってる？」

 

と聞くと、

 

息子：「お母さん、何言ってんの！僕の後輩の◯◯だよ。」

 

母：「うっそー！！！中学の頃には想像ができないんだけど」

 

息子：「そう？

 

　　　　僕の周りも卒業したら変わりそうな奴がたくさんいるよ。」

 

母：「どんな風に？」

 

息子：「ピアスだったり、爪だったり、髪の毛だったり、

 

　　　　今、押さえられている分、自由になったら爆発するんじゃないの？

 

　　　　学校のルールって何のためにあるんだかね。」

 

 

そう言われてみれば、たしかに。

 

母：「あなたはどう変貌するの〜？（笑）」

 

息子：「ぼくは、特に変わらず、平和にこのままで。」

 

全く興味ない様子でした。

 

学校のルールから解放されたと言うより、

 

興味もあるかもしれないですが、

 

彼らには、違う目的があるのかな？

 

学校のルールは、

 

単なる表面的な理由で、本当の目的はべつにあるのかもしれないな。

 

誰かに注目して欲しいのかもしれません。

 

変貌することで、

 

「なに！そのカッコは！」と注目し続けてくれるかもしれません。

 

前の私だったら、

 

そんな子どもの行動の目的にも気づかず、

 

「あんなカッコをする子は、ダメな子」

 

と決めつけていた気がします。

 

息子の話を聴いていてそう感じました。

 

子どもたちの話に耳を傾けると、

 

教えてもらうことばかりです。