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子どもの目線で 2016.05.19
お姉ちゃんはミニママ!お兄ちゃんはミニパパ!
RADIANT SMILEの笠原 睦美です。
お子さんと関わるとき、
特に、はりきってお母さん・お父さんの役に立とうとしている第1子のお子さんには、
「お姉ちゃんね。」
とか
「お兄ちゃんね。」
とは声を掛けません。
「ミニママさん。」「ミニパパさん。」と声を掛けます。
先日お買い物をしていたときのことです。
お姉ちゃんは5歳、妹さんの年齢が2歳位だったと思います。
2歳の妹の手を引いていたお姉ちゃんは、
お店のあちらこちらの商品に興味を示してすぐいじる妹に
「それは◯◯ちゃんのじゃないよ。お店のよ。」
と言いながら、お店を探検していました。
お母さんは、小学校ぐらいの兄と2人で、
なにか選んでいたように見えます。
私の前を横切った2人は、
2階に行きたくて仕方がない妹に、
「だめよー。そっちは危ないから。」といっても妹が言うことを聞いてくれません。
「ママ〜、◯◯が2階に行っちゃう〜。」
といっても母の耳には届きません。
どうにもならないお姉ちゃんが取った行動は、
妹が目に入らないところにあった風車に手を伸ばし吹いて見せました。
「だめでしょ!いじっちゃ。返しなさい。」と取り上げて、
妹さんの手を引いて、レジへいってしまいました。
姉はどんな顔をしたでしょう?
状況の言い訳も出来ず、理由も話せず、ひきつった表情でした。
今まで妹を一生懸命見ていた姉の今までは一体何だったんだろう?
私まで、胸が苦しくなりました。
私は思わず、
「お姉ちゃんしっかり妹さん見ててくれたね。ありがとね。」伝えると、
知らないどこかのおばちゃんの私に、
満面の笑みで答えてくれると、
くると回って母の元へと駆け寄っていきました。
私はいま、
アドラー心理学に基づいた「勇気づけの子育て」を学んでいるから、
子どもの目で見ることが出来るのですが、
きっとこのお母さんが一般的な対応なんだろう。と思います。
ちょっと視点を変えると、
子どもたちと、もっともっと良い関係が築けます。
みんなに知って欲しいなぁ〜。
そしたら、みんな笑って楽しい時間が送れるのにな・・・・。
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