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子どもたちの胸の中を知るために(1) 2016.03.17

自分の意見が言えるようになるために、私たちに必要とされること。

 

 

 

 

RADIANT SMILEの笠原 睦美です。

 

先日の中学3年生の自殺の報道を聞いて、

 

いくつも番組で報道されている事を確かめました。

 

内容が分かってくるたびに、

 

彼が残してくれたメッセージを無駄にしてはならない

 

私はこんなことが頭をよぎりました。

 

私の主観的意見ですが、お伝えしていこうと思います。

 

中3の彼は、5回にわたって行われた懇談で、

 

「僕はやっていません。」

 

と言えなかったのだろうか?

 

事実でない事を容認してしまったのだろう?

 

嫌なものは嫌だ!と

 

違う事は違う!と

 

自分の気持ちを正直に伝えることを

 

選択出来たにもかかわらず・・・なぜ、「死」と言う形で自分の意志を表現したのだろう。

 

自分の中に起きた感情は、悪いことではないこと、私は考えます。

 

私たち大人は、

 

子供が辞めたい

 

嫌だ

 

と言うと

 

甘えているだとか、

 

弱いだとか

 

そんな言葉で片付けてしまいがちですが、

 

子供たちの胸の中にある、

 

本当の目的は一体何でしょうか?

 

愛と勇気づけ親子関係講座「SMILE」の中で、

 

人は究極の目標を持って行動をしている。

 

その過程が、適切な行動か不適切な行動であったとしても、

 

行き着くところは「常に適切だ」と言っています。

 

子供たちが、

 

嫌だ

 

つらい、

 

やめたい、

 

そんなメッセージの行き着くところが常に適切だとしたら、どんなことが考えられるでしょうか?

 

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2つご提案したいと思います。

 

1つは、いい親をやめることです。


講座の中で、

 

ついつい怒ってしまうということに否定的な感情持つお父さんお母さんがいらっしゃいますが、

 

自分のイラついている感情を正直に表に出して、

 

言い過ぎたたな、

 

私が悪かったな、

 

そう思い親が謝ったら、子どもはなにを学ぶでしょうか?

 

自分の気持ちに正直であっていいと言うことを学んだとしたら、

 

彼らが、

 

学校や社会で「これは、おかしい!」と思うことを話してくれるのではないでしょうか?

 

2つ目は、相手の目で見ることです。

 

私たち大人が「なにやってるんだ!」とついつい口出し知る事も、

 

子どもたちの目から見たら、

 

学校で、社会で行われているその対応が、

 

「おかしい!」と

 

「どうして、そんなことを言うの?」と

 

そう感じるのです。その感情に間違いはないと、私は考えます。

 

子どもたちは、1人の人間です。

 

子どもたちが口にすることを、

 

評価し、善し悪しを判定するのではなく、

 

子どもたちの意見として受け取る勇気を持ってほしいのです。

 

私たちが考えている以上に、

 

親から、

 

そして彼らを取り巻く大人たち、友人からの影響は大きいものです。

 

私たちはこの出来事を風化させる事なく、

 

たくさんのことを学ばなければならないと思うのです。

 

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