Official Blog
思春期の彼らが素っ気ない理由 2016.02.04
答えはいつも「別にー。」「ふつー。」
RADIANT SMILEの笠原 睦美です。
このブログをお読みの皆さん、
どなたも必ず「思春期」を通ってきました。
その時期は、
イラついたり、
面白くなかったり、
親の言うことがうるさくてたまりませんでした。
いかがですか?
にもかかわらず、
親となった今、どうか関わっていいものか分からなくなってはいませんか?
「学校はどう?」と聞いても
「別に。」
「クラブ活動はどう?」聞いても
「あー、普通。」
そっけない返事。
思春期の子どもを持つ私たちは、
「あの子の考えていることが分からない。」
と苦しくなってはいませんか?
私もそのような衝動に駆られます。
そんなとき、自分に自身に「あの子は今、嵐の中にいるんだ!」と言い聞かせます。
思春期の子どもたちは、
身体的にも、精神的にも、性的にも、
急激な成長が始る一方、拍子もないことを言い出したりします。
親や学校や社会に対して敵意を示すこともあるでしょう。
彼らがいる世界は、嵐の中の小舟の様なもの。
進むべき方向も、進み方もわからない。
ただ見ているのには「勇気」がいります。
親としては「忍耐の修行」のようなもの。
だからといって、安易に手出し・口出しすることはお勧めしません。
彼らは嵐の中で、さまよい、迷いながらも
必死に自分のやり方で頑張っているのですから!
私たち以上に、とってもしんどい状況と言えるのです。
その頑張っている中で、
「学校はどう?」
「クラブ活動はどう?」と聞いても
疲れ果てて答えさえも見つからないかもしれません。
それと知らず「あの子の考えていることが分からない。」
と言われても「ぼく(わたし)だって分からないよ!」と言いたいのかもしれません。
親に求められるのは、
サポートする大型船になって、
小舟の進む方向を照らし、時には警笛を鳴らし、
援助を求められたら、一緒に考え、一緒に進む。
別の言い方をすれば、
彼らの人生なのですから、
私たちは、そんなことしかできないということではないでしょうか?
自分の力で嵐を乗り切った子どもたちの顔は、
「笑顔」と「自信」と「勇気」と「やる気」に満ちあふれていることでしょうね!
お子さんのサポートする大型船になりましょう。
Official Blog > 思春期の彼らが素っ気ない理由