Official Blog
勇気づけの第一歩 2016.02.01
いいところを見つけて、伝えよう。
RADIANT SMILE の笠原 睦美です。
アドラー心理学では、
人は、事実は、適切な行動は95%・不適切な行動は5%だと言っています。
しかし、実際に注目しているのはこの数字が反転しています。
そして、人は注目された行動の頻度が増えるとも言っています。
自分自身も、相手も、子どもたちも、
やる気と自信を育むための第一歩として「ヨイ出し」があります。
愛と勇気づけの親子関係講座「SMILE」の中でもお伝えしていますが、
これがなかなか思うようにいきません。
適切な行動・・・当たり前のこと
「当たり前のこと」とは、
自分で起きること・おはようと言えること・笑うこと・怒ることなどなど
このことに意識が向くまで失敗の繰り返しです。
「どうしても、相手のいいところを見つけられない。」
とお話しされた方がいました。
私はその方に、
「自分のいいところは何ですか?」と問いました。
「ありません。見つかりません。」即答でした。
間違いなく、誰にでもいいところがあります。
自分で気づいていないか、自分で認めないかです。
もちろん誰にだって、短所も長所もあって、
分かっていながらついついやってしまうのは当然です。
では、どうしたらいいのでしょうか?
自分自身のいいところを見つけられるようになって、
相手のいいとことが見えてくると私は考えています。
どれだけ多く自分のヨイ出しをするかです。
「自分のいいところが見つけられない。」かたに、
「一日が終わる時、自分のいいところを3つ書き留めて下さい。」
と提案しました。
何日か経って、
「自分のいいところを見つけるのがこんなに難しいとは思うませんでした。
いいところを3つ見つけるのに苦労しています。」とメールが入りました。
きっと、
3つ以上みつけられるようになったら、自分と自分の周りも変わっていることでしょうね!
みなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
Official Blog > 勇気づけの第一歩