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かわいい子には旅をさせよ 2016.01.26

「大丈夫かなぁ」と思っても・・・

 

 

 

 

 

 

RADIANT SMILEの笠原 睦美です。

 

 

たちは、生まれてすぐ親に面倒を見てもらいます。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、

 

食べること、寝ること、着替えなど、何もできません。

 

言葉も話せない、立つこともできない赤ちゃんには、

 

面倒を見てもらう必要があります。

 

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しかし、ここで1つ、気をつけたいことがあります。

 

子供へと大きくなると、親は2通りに分かれます。

  1. 1. 子供に、手出し口出しし、外部との抵抗を遮断する親
  2. 2. 子供に、外の世界で体験し、失敗から学ばせる親

将来子供が自立できるようになるためには、後者の親になる必要があります。

 

 

 

先日のこと、

 

我が家にちょっとしたハプニングがあり、

 

次の日のお昼までに荷物を持って、東北に行かなければいけなくなりました。

 

予算の関係上、必ず1人で。

 

白羽の矢が立ったのは、息子!

 

「え〜っ!?」

 

と言いながら、顔は笑っていました。

 

彼に託されたミッションは、

 

特急と普通線と新幹線を乗り継ぐこと。

 

目的地に着いたら、担当の方に連絡をして会うこと。

 

その日のうちに帰ってること。

 

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早朝、息子を駅に送り、彼の一人旅が始りました。

 

ここからが問題です。

 

母の・・・。

 

「大丈夫かなぁ?」と携帯を握り、

 

何度も、発信ボタンを押そうとして、

 

何度も、LINEで「今どこ?」と打って、

 

手を止めました。

 

 

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「ちょっと待って、誰が安心したいの?

 

 今、連絡したら、息子は何を学ぶだろう?

 

 携帯電話がなかったら、待つことしか出来ないはず。」

 

そう問う私がいました。

 

「そうだ、彼は大丈夫!連絡を待とう。」と。

 

『忍耐』の一言。

 

送り出してから5時間後、

 

息子からの着信が鳴り、

 

平静を装いながらワンコールで出た自分に笑っちゃいました。

 

電話の向こうの息子の声は、

 

誇らしげで、達成感に溢れていて、

 

私の心配が「おせっかい」だったと痛感しました。

 

「連絡ありがとう。お腹がすいたでしょう。

 

 ゆっくり食事をして、楽しんで帰って来てね。待ってるよ。」と伝え、

 

夜遅く帰宅した彼は、

 

1人で食事したり、お茶したり、観光したり、

 

幾つかの写真とエピソードを話してくれました。

 

そこには、冷や汗が出る様なこともあったようですが、

 

「もう、大丈夫!どこへでもいけるぜ!」彼は輝いていました。

 

「勇気づけの子育て法は、忍耐の修行」といいますが、

 

母が忍耐することが多い代わりに、

 

子どもたちは楽しくて仕方がないのかもしれません。

 

子どもたちは、私たちの知らない世界で成長をしているのですよね。

 

その成長のチャンスを、

 

私たち親の「心配=おせっかい」でつぶししてはならないと思います。

 

「かわいい子には旅をさせよ」本当にその通り。

 

「子供に、外の世界で体験し、失敗から学ばせる親」

 

にチャレンジした親の勇気づけと子ども達の勇気づけは、

 

宝物なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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