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受験シーズンの子どもとその家族 2016.01.12
ついつい言ってしまう言葉
RADIANT SMILEの笠原 睦美です。
新年も明け、
受験を控えたお子さんたち・そのご家族は目前に迫った受験日に向けて、
ピリピリした空気になっていることも少なくありません。
我が家にも2人の受験生がいます。
この2人のペースは、
周りから見たら「本当に受験生なの?」と言いたくなるでしょうし、
「落ちたらどうするんだろう?」とヒヤヒヤさせる姿です。
みなさんは、
受験生なのにも関わらず、普段と変わらない姿を見て何と声をかけますか?
そして、皆さんご自身はどんな気持ちですか?
「本当に大丈夫なの?」
「そんなことやっていて、もし落ちたらどうするの!」
「頑張りなさいよ!」
こんなこと言ってはいませんか?
親にしてみたら「心配」ですし、
勉強をしている姿を見ていれば「安心」していられるのかもしれません。
私が、アドラー心理学に基づいた愛と勇気づけの親子関係セミナー「SMILE」
に出逢っていなかったら、
子どもたちに「勇気くじき」ばかりしていて、
バトルの毎日を過ごしていたでしょう。
いえ、間違いなく勇気くじきの毎日です。
今の私はと言うと・・・この2人のペースをみて、
ヒヤヒヤ、ハラハラした気持ちはない
と言えば嘘ですが、かなり穏やかです。
「SMILE」の中の「第4章 誰の課題でしょう」は、
私たち親は「余裕」と「時間」が出来て、楽にしてくれます。
私は基本、
子どもたちから相談がない限り「受験」に関したことを私から聴くことはありません。
でも、勉強に取り組まない息子にどうしても聴いても見たいことがあったので、
こんな風に聴いてました。
母:「今、お話してもいい?」
子:「いいよ。」と言ってくれたので、
第2章・5章・6章を使って息子の気持ちも聴き、私の想いと伝え、
お互いに納得し、穏やかに2週間後に試験日を迎えます。
子どもたちは、めったに声には出しませんが、
私たち親より、はるかに胸いっぱいに「不安」を抱えてイラついています。
それを知らず、「大丈夫なの?」「落ちたらどうするの!」
なんて言われたらどんな気持ちになるでしょうか?
私たちが出来ることは、「勇気づける」ことです。
勇気づけの子育て法に触れてみてはいかがですか?
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