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子ども扱いするな! 2015.12.08

いちいちうるさいんだよ(怒)

 

 

 

 

 

 

RADIANT SMILEの笠原 睦美です。

 

普段は穏やかな息子が、

 


「僕を子ども扱いするんだ!」

 

珍しく激しい口調で私に訴えてきました。



「僕はずっと前から大人と同じ扱いを受けてきたんだ!」



私たちが夫婦が「愛と勇気付けの親子関係講座SMILE」を受講した時期のことです。

 

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勇気づけの子育て法を実践する前に、

 

「お父さんとお母さんは、あなたに自立と責任感を持ってもらうための勉強を始めたの。

 

世間では中学生と言ったらまだ子どもと言う見方をするけれど、

 

もう、大人の世界に半分足を入れている気がするのよ。

 

だから、お父さんとお母さんはあなたを1人の人として、対等な立場で関わりたいの。

 

よろしくね。」と伝えました。



息子にしてみれば楽なことばかりではなかったと思います。

 

朝も寝坊しても起こしてもらえず遅刻をするし、

 

テスト前も勉強しろと言われず、

 

息子自身は、

 

自分が今必要としていること、

 

今やらなきゃいけないこと、

 

を自分で考え・判断し・行動するということが身につき始めています。

 

その彼に、

 

大人の都合で、

 

時には子ども扱いをし、

 

あれこれ世話を焼き、「まったく!」という。

 

時には大人扱いし、

 

いくつになったの!しっかりしなさいよ!」と

 

大人の都合の一貫性のなさに憤りを感じたというのです。

 

僕はずっと前から大人と同じ扱いを受けてきたんだ!子ども扱いするな!」

 

「子ども扱いするな」と言う息子の話を聴きながら、

 

アドラー心理学の勇気づけの子育て法の社会性を育むための接し方の重要性を感じ、

 

いろいろ考えました。

 


思春期の反抗は、

 

親に文句を言ったり、無視したりすることが反抗ではなく、

 

1人の人としての考え、人の気持ちを主張すると言う意味でなのではないかと考えています。

 

「そう考えるんだね。」

 

と受け入れることが大切です。


とくに母親は、知識も経験も浅い子どもたちを見ると、

 

ついつい転ばぬ先の杖を渡してしまいがちですが、

 

子供たちは転ぶことによって立ち上がる方法・

 

その対処の仕方を学び、

 

そのときの気持ちや相手に対する接し方を学ぶと

 

私は考えています。




失敗するんじゃないかなぁ〜

 

と思っても勇気を持って転ぶことを見守ることです。

 

転ぶ前から、転ぶから行っちゃだめ!」といったらどうなるでしょうか?

 

それが高学年・思春期の子どもたちだったとしたら・・・

 

あなたにとっては「愛情」かも知れませんが、

 

その心配は子どもからしたら「おせっかい」です。

 

失敗から多くのことを学ぶ、そこに勇気を持ってほしいと願うばかりです。

 

息子の話が終わり、

 

「ねぇ、お母さんはどう思う?」そう聴くので、熱〜く語りました。

 

「だよな!」満足げなむすこの表情でした(笑)

 

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