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本当のことを話してくれる場所 2015.11.13
話始めるときは突然やってくる!
RADIANT SMILEの笠原 睦美です。
アドラー心理学を学び、
「聴く」ということが「信頼関係を築く第一歩」と言うことを知った私は、
今までの自分の対応に頭が痛くなりました。
今日は学校どうだったの?
お友達とは仲良くしたの?
この前仲が悪かったお友達とはどうなってるの?
宿題はどうだった?
今日の宿題は?
子どもたちが帰ってくると、まるで尋問をしてるかのように質問攻めの私でした。
聴き上手になるためのいくつかの方法を学び、
「聴く」と言うことに、姿勢や距離や声の調子が必要だということも知りました。
講座中にも少しお話ししていますが、
私が1番気をつけている場所は、
お風呂と車の中。
車の中は、特に後部座席に子どもがいるとき。
先日も娘とお風呂にゆっくり入る時間が取れたときのことです。
中学生の女の子は、悩み多きお年頃です。
学校のお友達関係でのトラブル、
部活のトラブル、
どうしても気の合わない先生の話などなど、
私は、みんなとキャーキャー言うのが、とっても苦手なの。
お友達が笑っている内容で、私は笑えないの。
1人でいることが多いんだよね。
聴いているうちに、私の中学生のころと似てる!
「なんだかお母さんの中学時代にそっくりねー」
「お母さんはね、その時は辛いって思ったけれど、
今思うと、無理してみんなと一緒じゃなくて、それでよかったと思うよ。」
「そうなの、私も1人でいいかなって思うの。」
「あなたと同じ気持ちの人が、近くにいるって知っていて。」
ときには聴き上手になれないときもありますが、
3人の子供たちはたくさんお話をしてくれます。
もちろん全てではありません。
子どもたちにだって、プライドを持って話ができないことだってあるものです。
すべて私たちが知る権利はないし、
もし、お話ししたくなったら私たちはいつでも聴き手になれば良いと思っています。
聴き上手になると子どもたちが面白い話を教えてくれます。
そこにはやっぱり笑顔溢れる時間が流れます。
突然話し始める子どもたちに驚かずに、
その時間を楽しみませんか?
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