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女の子たちの心の中〜なぜけんかになっちゃうんだろう〜 2015.11.07
本当の気持ち
RADIANT SMILEの笠原 睦美です。
女の子を育てるのは大変。
そんな会話をよく耳にします。
私にも女の子がいますから、そう感じたこともありました。
いま中学2年生の娘とは、母と娘の関係である以上に女性同士になりつつあります。
以前は娘とけんかばかりの日々。
同性でありながら?
同性だからこそ?
「なぜ、こんなにも言い合いになるのだろう?」
「かわいい娘なのに・・・どうして仲良くなれないんだろう?」
「お母さんは私のことが嫌いなんでしょ!」なんて・・・そんなわけないじゃない。
どうしてそんなことを言うの?
そう思っていました。
周りからは、
「愛情不足よ!」
と非難されたり・・・。
母親としての自信を失っていました。
娘との関係が変わったのは、アドラー心理学を学びはじめた時からです。
「親からより先に、より多く信頼と尊敬しなければなりません。」
アドラー心理学で言う「尊敬」とは
人それぞれに年齢・性別・職業・役割・趣味などの違いがあるが、
人間の尊厳に関しては違いがないことを受け入れ、礼節をもって接する態度
と定義しています。
アドラー心理学の「尊敬」を知った時、
私は娘の何を見ていたのだろう?
娘は、子どもたちは、私に何を訴えていたのだろう?
何を求めていたのだろう?
疑問ばかりが沸き出てきました。
朝の普通にある光景です。
娘は、朝が苦手。
一言で機嫌が悪くなるし、にらみつける。
ご飯も食べず、あまり言い過ぎると怒り出してそのまま学校へ行くこともしばしばありました。
アドラーを学ぶ前は、
この状況から朝のバトルのゴングが鳴ります。
何が気に入らないのよ!
さっさと食べなさいよ!
遅刻するでしょ!
お母さんをにらみつけるって!どういうつもりなの!
ひたすらにらむ娘。
最後には泣き出して、だまって自分の部屋へ。
そして・・・
ちょっと待ちなさい!!
もう、怒りの感情が止まりません。(この先は、ご想像にお任せします。)
朝から1日のパワーを使ってしまうような感覚になって、疲労感いっぱいです。
アドラー心理学を知ってから、
娘の中に、朝から笑っていられない想いがあるのかもしれない。
本当の気持ちって聴いているかしら?
私に何か話したいことがあって、言い出せずにいるのかな?
娘の顔を見ながら、
娘の心の中を 観る 私がいました。
雪解けの時期が来て、春が来るように、
娘に「笑顔」が戻ってきました。
私の声の掛け方はどう変わったのでしょう?
次回お伝えします。
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