試合に向かう子どもにかける言葉（１）〜前夜編〜 2015.09.24

きらっと輝く瞬間。

 

 

 

 

 

 

RADIANT SMILE の笠原　睦美です。

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋ですね。

小学校、中学校、高校の部活では多くの大会が行われる季節です。

皆さんは試合に向かう子どもたちに、

前日の夜、どのような言葉をかけて送り出しますか？

我が家でも、

そんな時期がやってきました。

日ごろからアドラー心理学に基づいた勇気づけの子育て法を実践していますから、

子供たちは今の自分の気持ちを正直に話をしてくれます。

 

 

「僕の対戦する相手は強いかなぁ〜。」

「大会はどんな雰囲気なのかなぁ〜。」

「明日の天気はどうかなぁ〜。」

「もうちょっと練習してこようかなー。」

いろいろな思いを伝えてくれます。

共通して言えることは、

胸の内に秘めている不安だったり、ドキドキ感だったり、緊張感が伝わってきます。

日頃からどんな選手だって

不安や緊張中、試合の臨んでいくもんなんだなぁと改めて感じました。

そんな前日の夜のことです。

なかなか笑える会話でしたが、きらっと輝く息子に出逢いました。

 

 

「僕の対戦する相手は強いかなぁ〜。」

いいか！周りに集まってくる選手は、大体お前を見て「やべーこいつ強い！かも」って思ってんだぞ。

一見強そうに見えるけど、

試合をしてみると意外にたいしたことないもんだ。

お前の方が強く見えるよ。

 

 

「大会はどんな雰囲気なのかなぁ〜。」
父曰く、

明日は次の大会のための練習試合なんだぜ。

たくさんの選手と出逢ってこいよ！

 

 

「もうちょっと練習してこようかなー。」

母曰く、

短時間でここまで強くなった人ってお母さん知らないなぁ。

明日は、そんなあなたが行って思いっきり暴れまくってきたらいいんじゃないの！

あなたが1番かっこいいよ。

 

「そうだね！明日早いから寝る！」

不安いっぱいの表情が、きらっと輝く瞬間でした。

さあ！当日はどうなるでしょうか？

当日編をお楽しみに！