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暴力行為などの低年齢化 2015.09.16
子どもの行動の目的は?
RADIANT SMILEの笠原 睦美です。
ある記事にとても考えさせられました。
以下の通りです。
暴力行為などの低年齢化が鮮明になった文部科学省の問題行動調査。
各地から寄せられた回答には、
「小1に何度も蹴られ、教師が通院」
「登校中に注意された児童が通行人に暴行」
など目を疑うような事例が並んだ。
低学年を中心に件数が急増しており、学校現場では対応に模索が続く。
「家庭環境が影響し、
規範意識に乏しい子どもや自分の感情を抑えきれない子どもが増えている」
と分析する。
生徒指導担当の増員など中学で行っている対策が
小学校にも必要かもしれないとし、
「問題ある子どもに、
迅速かつじっくりと対応する人の確保が重要だ」と話した。
教委は、
「コミュニケーションが苦手な子が問題を起こしやすい」
問題行動を繰り返す児童へのサポートチーム設置なども進めており、
発生件数は減少傾向にあるという。
この記事を読んだとき、
やっぱりそうなんだなぁと感じたのは正直な気持ちです。
「
子どもの行動の「目的」は、多くの場合「注目」である
とアドラー心理学では言っています。
それに気がついたら、何か変わるのではないでしょうか?
学校現場でのさまざまな問題は、
簡単に片付くことではありません。
保健室での関わりでも痛感します。
この記事に書かれているように、
「コミニュケーション」と言うことを、
子供たち、親もしくはそれを取り囲む大人たちが、
今一度学びのスキルを身に着けてほしいと願うばかりです。
(学ぶ私もうまくいかないときがありますが・・・)
改めてアドラー心理学をベースとした「勇気づけの子育て法」を
1人でも多くの方々のところに届くように活動と続けていこうと思います。
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