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お友達のお子さんと自分の子どもを比べている 2015.08.10

どうして、いい子にしていてくれないの?

 

 

 

 

 

 

 

RADIANT SMILE の笠原 睦美です。

 

アドラー心理学を学ぶ中で、

 

自分の親から受けた対応に違和感を感じながらも、

 

自分の子どもに同じことをしている自分に嫌悪感を感じ、

 

自己否定してく方が少なくありません。

 

どうしたら、

 

親からの支配から抜け出せるのか、、、

 

そう、思うたびに

 

ヒューマンギルド 代表 岩井俊憲先生のブログを

 

思い出します。

 

「毒親」のオリジナル本の1つである

 

『毒になる親』(スーザン・フォワード著、玉置 悟訳、講談社+α文庫、780円+税)

 

を数回に渡って読み解いて下さっています。

 

一部抜粋します。

 

毒になる親 一一生苦しむ子供
(講談社+α文庫)
スーザン・フォワード著
玉置 悟訳
講談社

 

 

そもそもこの本を読むきっかけは、

 

カウンセリングのクライアントや

 

 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)の受講者の中に

 

「毒親」としか言えない親に育てられた人たちが多いことでした。


この人たちは、子育ての前に自分育てが不十分な人たちでもあります。

 

この本では、第1部の「毒になる親」を次の7つに分けています。

・「神様」のような親(第1章)

義務を果たさない親(第2章)

・コントロールばかりする親(第3章)

・アルコール中毒の親(第4章)

・残酷な言葉で傷つける親(第5章)

・暴力を振るう親(第6章)

・性的な行為をする親(第7章)


この本の「はじめに」から重要な部分を書いておきます(順不同)。

1.「毒になる親」は、子どもに対するネガティブな行動パターンが執拗に継続し、それが子どもの人生を支配するようになってしまう、子どもの害悪を及ぼす親のことである。

2.私たちはだれでも、子どもの時から親に「感情の種」を植えられ、その「種」は、本人が成長すると共に芽を出し成長していき、それは、ある親子にとっては「愛情」「他人を尊重する心」「独立心」などに成長する種になるが、そうでない多くの家庭においては、「恐れる心」「不安感」「過剰で不必要な義務感」「罪悪感」「いくらやっても不十分な気分」などに成長する種になる。

3.後者に属するならば、心の中に根を張る雑草になり、対人関係や仕事や結婚生活を危うくする原因となるかもしれない。つまり、「一人の人間として存在していることへの自身が傷つけられており、自己破壊的な傾向」を示す。

4.大人になってから後の人生に関しては自分に責任がある。成長の過程において自分ではコントロールできない家庭環境に影響されてきたことを忘れてはいけない。しかし、現在自分が抱えている問題に対していますぐ建設的な対策を講じ、問題を解決する努力をすることが求められる。

5.この本は、「毒になる親」の呪縛(じゅばく)から本来の自己を解き放ち、自分の人生を自分の手に取り戻す本である。

 

ぜひ!3月27日のブログからご覧下さい。

 

みんなそれぞれ違っていいじゃない。

 

誰かと比べる必要がない!と、

 

1人でも多くの人に気づいて欲しいな。

 

そして、

 

この子の母親になれてよかった。

 

と笑顔でキラキラ輝いて欲しい。

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