私の話を聴いて下さい。というと・・・ 2015.07.22

ねぇ、聴いて、、、。

 

 

 

 

 

RADIANT SMILEの笠原　睦美です。

 

私が提供している愛と勇気づけの親子関係講座「SMILE」は、

 

 

基本的には２〜３週間に１回のペースで開催しています。

 

長期間に渡るために、お休みされて方には次回の章までに間に合うように、

 

補講を行っています。

 

一緒に同じ時間を過ごしていくと、

 

私にも「気づき」が沢山あります。

 

第２章の中で、

 

「聴く」ことは信頼関係を築く第一歩と伝えています。

 

わかっているのですが、

 

話を「聴く」と言う事はなかなか難しいことです。

 

子どもたちが、

 

不適切な行動を取りながら「聴いて欲しい！」という

 

究極の目的を持って母親に訴えてくるにもかかわらず、

 

それに気づかずついつい目先の行動に気を取られてしまいます。

 

アドラー心理学を学ぶ前は、私もその１人でした。

 

しかし、

 

（有）ヒューマンギルド　代表　岩井俊憲先生から

 

ある詩を教えて頂いたときから私の意識は変わりました。

 

今でもこの詩の言葉は、

 

私の気持ちを冷静にしてくれます。

 

ぜひ、皆さんも触れてみて下さい。

 

 

「私の話を聴いて下さい」

 

私の話を聴いて下さいと、頼むと

あなたは助言を始めます。

私はそんなことを望んでいないのです。

 

私の話を聴いて下さいと、頼むと

あなたはその理由について話し始めます。

申し訳ないと思いつつ、私は不快になってしまいます。

 

私の話を聴いて下さいと、頼むと

あなたは、何とかして私の悩みを解決しなければという気になります。

おかしなことに、それは私の気持ちに反するのです。

 

祈ることに慰めを見出す人がいるのは、そのためでしょうか？

神様は無言だからです。

助言をしたり、調節をしようとはしません。

 

神様は「聴く」だけで、悩みの解決を私自身に任せてくれます。

だから、あなたもどうか、黙って私の話を聴いて下さい。

話したかったら、私の話が終わるまで少しだけ待って下さい。

そうすれば、私は必ずあなたの話に耳を傾けます。