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何事もない失敗と何事もない思いやり 2015.06.16

イラつきと感謝

 

 

 

 

 

 

RADIANT SMILEの笠原 睦美です。

 

 

私には2人の姪がいます。

 

彼女たちの両親のお仕事の関係で、

 

生まれた時から長い時間一緒に過ごしました。

 

熱を出したからと病院に行ったり、

 

ときには、泣いて「(彼女達は私を「むつ」と呼びます。)痛い事するむつなんて!大嫌い!!」

 

と怒られながらの点滴をしたり、色々な時間を過ごしました。

 


私の影響だと姉は言いますが、

 

2人の姪は医療従事者を目指し、今はそれぞれの場所で活躍しています。

 


言語聴覚士として働いている姪は、

 

かなり症例の少ない難しい膝の手術をしました。

 

IMG_1924.JPG

 


手術は成功したものの、

 

その後の痛みと戦わなければならない現状でした。

 

なかなかそばで見てあげることができず、

 

ラインのメールでのやりとりで、彼女を勇気づけました。

 

でも、苦しむ姪のメールを見ながら、

 

「あ〜、なんにもしてあげられない(涙)メールじゃ限界があるよ・・・。」

 

そう感じる事もありました。

 

手術後の痛み止めの影響で、

 

胃腸にも影響があり、ますます苦しい時間を過ごし、

 

その中で彼女は、

 

言語聴覚士は、患者さんに食事を食べてもらえるようにするのが仕事。

 

しかし、手術後これだけ食べられない状況を初めて体験し、

 

もしかしたら、食べれない状況を知らず、

 

「もう少しがんばりましょう。」

 

と安易に食事を進めていた自分がいたかもしれない。


これの体験を通して、

 

自分の医療の技術の幅が広がるのではないか、



様々な状況を前向きに捉える姿は、本当にすばらしいものでした。

 

IMG_1929.JPG

 


手術後のリハビリは、さらに苦痛を伴うものだと予想されます。

 

一つ一つの出来事を自分の力にしていくでしょう。



彼女からのメールのやり取りの中で、

 

現場で働いていた看護師の自分の姿を思い起しました。


 

「むつみたいな看護師さんを養成してよ!」

 

あなたのこの言葉は、

 

看護師時代からある

 

「私は常に患者さんの最大の味方でいたのだろうか?」

 

私の迷いを払拭してくれました。

 

2人さん!これからもよろしくね!

 

 

 

 

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