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不登校の時期を過ごした学校へ 2015.04.27
30年経った今
RADIANT SMILE の笠原 睦美です。
講座・講演会でも時よりお話しさせて頂いておりますが、
私の中学・高校時代はあまりいい思い出がありません。
一番辛かったのは、
中学のときでした。
部活の練習中に、部員との接触で相手が足を骨折し試合に出られなくなってしまいました。
今でも忘れません、
次の日に学校に行くと部活の友達、クラスの友達のほとんどが口を聞いてくれません。
それから、
上履きがなくなり、
筆箱がなくなり、
聞こえる様に罵られるのはほぼ毎日でした。
ある朝学校へ行くと、
私の机に2人の友達が何かしているようでした。
「睦美さん、こっちへ来ちゃダメ!」
そんな言葉が私の耳に届くかどうか、
机をみると、
バカ・死ね・ざまあみろ
他にもいろんなことがマジックで書かれていました。
その日を境に、
学校に行かなくなり、
学校の先生や親とも話をしなくなりました。
多分、
担任の先生、机を隠してくれていた友達、いろんな人と話をしたり、聞いたりしたのだと思いますが、
全く覚えていません。
「私って、いなくなってもいいんじゃないかな・・・。」
そんなことも考えました。
何をきっかけに学校に行くようになったのか、、、
「私みたいな生徒の話を聴いてあげられる教師になろう」
そんなことを夢に見たから登校したかもしれません。(ほとんど覚えていません)
高校3年生のある日の出来事で、
教育学部への希望を、急遽看護師学校へ進路を変えました。(この理由はまたの機会に・・)
今回保健室の仕事で、あの時期を過ごした学校に30年ぶりに来ました。
校舎は新しくなり、あの頃の面影は校庭と長い石畳の階段くらいでした。
そう!もう1つ30年経っても変わっていないものがこれ!
30年前はよくわからなかったこの目標も、
今となると納得出来ます。
8日間の中で出逢う生徒の皆さんにいっぱい!勇気づけを伝えて、
笑顔いっぱいにしていこうと思います。
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