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大人たちの本音と建前 2014.12.04
諏訪を元気に・・・。
RADIANT SMILEの笠原 睦美です。
2日の夜「高校生を中心にしたまちづくり会議(仮称)」に出席しました。
出席者は、
行政、各業種で活躍されている方、
高校の校長、教頭 、などなど諏訪へ通う高校生50名ほどが集まりました。
諏訪は高校が3校ありにも関わらず、
上諏訪駅から各高校(約2〜3km圏内)に気軽に立ち寄れる場所がなく、
仕方なく部活動、学習を含め市外の施設へ移動している現状があります。
なんと!銀行のATMが安心な場所になっているらしい。
「登校時も下校時も人がいなくてこわい。誰か人がいて欲しい。」と訴える女子高生がいました。
討議は2時間の予定で進められて、活発な討議の途中に何度か意見を求められる機会がありましたが、
私はずっと聴いていました。それは、この討議にとても違和感を感じていたからです。
「子供たちに◯◯を決めさせればいい。」
「子供たちに◯◯をやらせればいい。」
「君たちの意見を聞かせてもらおうか。」と振られ高校生が自分たちの目指すことを話すと、
「それ今もやっている人がいるけど、うまくいってないよ。」と返す大人たち、、、。
彼らの表情が固くなっていくのがよくわかりました。(誰も気づいていなかったと思います)
ここに集う人たちの中に。
彼らに向けた「尊敬」と「信頼」があるだろうか?
『いま、私に出来ることはなんだろう?』そう感じた瞬間挙手している私がいました。
彼らの熱意に敬意を表し、
3年後には、卒業してしまいこの土地に来ることもなくなってしまうことは避けられない現実です。
今のその思いを後輩たちに受け継いで行くことを提案しました。
なぜなら、
行政を動かすのは「誰か」ではない。
ここに集う全員の力が必要で、特に毎日現実に立ち向かっている生の声が大きな力になる。
そう信じていることを、、、、。
彼らは次回の会議に出席してくれるだろうか?
また会えることを願っています。
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