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試合中のチームメンバーに掛ける言葉 2014.09.21

負けている試合中の出来事です。

   

 

 

おはようございます。

RADIANT SMILEの笠原 睦美です。

先日、某学校の部活動のチームメンバーに引率しました。

生徒たちの闘志むき出しのパワーに感動し、勇気をもらう心地よさを感じながら観戦していました。

この試合一方のチームがかなり優勢の内容でした。

その時です。

私は、自分の耳を疑いました。

 

「てめぇなにやってんだよ!ボーっと突っ立てないで、しっかりやれや!!」

 

チーム全体の動きが止まるまで、時間はかかりませんでした。

そして、次の瞬間、得点が入りました。この時点で、何点取られてたのでしょうか、、、、。

今度は、先ほど激(?)を飛ばした選手とは違う選手だったでしょうか。

 

「口ばっかりで何にもできねぇじゃねぇか!人に色々言うなら、やってみせろや!」

 

「なんてことを、、、、」胸が張り裂けそうでした。

確かにプロ選手の試合の中でも『激』が飛びますが、建設的な激が多いものです。

『激』には、励ます意味合いもありますから、決して悪いものではないと思います。

しかし、その日生徒たちが使った「激」は明らかに違いました。

彼らに関わることは許されませんから、訊くことは出来ませんが、私は訊いてみたい。

 

「このチームが戦う相手は誰でしょう?」と

 

帰りの車中で、引率した生徒にこのことをどう感じたか訪ねてみました。

「言葉を失いました。」

「ありえない。」

「あのやり方では、逆転はできない。」

「俺たちは、やりませんよ。」

「そう感じたのね、ありがとう。」そう伝えました。

改めて、考えて欲しいな。

「チームって何をもって、チームというのだろう。」

「チームワークがいい、ってどういうことだろう。」

 

生徒たちに関わる度に、感じることがあります。

「子供達だけが悪いのではない。

    その子供達に関わる大人たちの責任は大きい。

       だからこそ親・子供達を指導する大人たちが学ぶ必要がある!」と。

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