チャイルドライン〜電話の向こうの子供達〜 2014.08.12

相手の姿が見えない時の聴き上手

 

 

 

おはようございます。

RADIANT SMILEの笠原睦美です。

先日、『こどもチャイルドライン　電話受けて講座』全12回の内の５回目を担当させて頂きました。

チャイルドラインの約束は、電話の掛ける者も受ける者も双方匿名であると言うこと、掛ける者は自分の都合受話器を置くことが出来ます。

ですから、電話の向こうの顔の見えない子供達とのよりよい信頼関係を築くための講座をとの依頼でした。

相手が誰なのかわからないコミュニケーションって？？？？

依頼を受けてから、日常のわずかなことにも関心を持って過ごしました。

私たちは、どんなに初対面の人で「この人イヤな感じがする〜」と認識したとしても、

表情の変化、声のトーンの変化で「いい人かも！」と認識が変わるものだ感じました。

電話の会話で分からないものはなんだろう？『視覚の情報』が入ってきません。

では、『視覚の情報』代わるものって？

 

相手にそして自分に対する『勇気づけ』・・・共感・信頼・尊敬　　＋　『　声に出して反応すること　』

 

このことを講座の柱にして3時間お伝えしました。

今までとは違った、「聴き上手」そして「悪魔のささやき、天使のささやき」が好評でした。

チャイルドラインを使う子供達に、「勇気づけ」が届きますように・・・。