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保健室登校の中学生との出逢い 2014.04.18
多感な時期の中学生の心の中は・・・。
おはようございます。
RADIANT SMILEの笠原 睦美です。
5年ほど前から、4・6・7月は小学校・中学校の養護教諭不在時に、
決められた日数だけ(最大4日間)代わりに保健室の留守を預かる仕事をしています。
このお仕事をさせて頂いて感じる事は、
私自身が勇気づけを学ぶ前と学んだ後では、
児童・生徒さんの表情が全く違っているという事です。
ある女子中学生との関わりが「勇気づけ」の素晴らしさを教えてくれました。
Aさんが保健室に来たのは、11時を回ろうとしていた時でした。
Aさんにとっては、この時間が登校時間です。こんな会話からAさんとの関わりが始まりました。
Aさん:「あれ〜初めて見る顔じゃん!私は○○○って言う名前。去年までほとんど学校に来てなくて、最 近来るようになったの。よろしくね。」
笠原:「初めて会う私に、学校に来ていなかった・・・なんて話してくれてありがとう。保健室に来 てくれてうれしいな。」
Aさん「えっ!? 私にありがとうって言うの?私が学校に来ると大体『もっと早く来れないの。』とか 『みんなは勉強しているんだから、早く教室へ行きなさい。』とか何も言わなくても変な 目で私を見るんだよね。うれしいなんて言ってもらったの初めて!」
笠原:「ちょっと聞いてもいい?」
Aさん:「いいよ!」
この後Aさんの話しは1時間近く続き、、、
「先生、私、本当はみんなと同じ時間に来たいんだよ。
ねぇ、ずっとここに来てくれないかな。先生がいてくれたら何でも出来る気がするんだよ。」
そう言ったAさんの顔が今でも忘れられません。
風の便りで、この春Aさんは自分で決めた道を歩み始めたと聞きました。
相手の目で見て、相手の耳で聴いて、相手の心で感じる
多くの方々にこの素晴らしさをお伝えしたい。熱い想いが私の中に生まれた出来事の1つです。
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